今の世の中で記憶力なんてものが価値を持つことがあるのか?
どーも、仙人です。
昨日、「さんまの東大方程式」という番組で6歳までの脳の黄金期に右脳でも記憶が出来るように訓練するみたいな特集をやっていましたが、
正直記憶力とか要るか?
と僕は思ったわけですよ。
たしかに昔はいろいろな問題が起こったとき、それの対処法を知っている、つまり覚えている人が優秀だと認められていた、そこに異論はないです。
しかし、こんなにインターネットが普及した2018年でも同じことが言えるのでしょうか?
わからないことがあれば、Googleで調べれば答えを得ることができますし、なんならiPhoneに向かって「hey,siri」と呼びかけるだけで答えを教えてくれるんです。
そんな中で僕たち人間のちっぽけな記憶力なんてものになんの意味があるんでしょう?
はっきり言って全くないですよね。
では、今の子供達に必要な力はなんなのでしょうか?
僕が考えるのは、
情報を集める能力
集めた情報を組み合わせて問題を解決する能力
この2つだと思います。
まず一つ目の情報を集める能力ですが、いわゆる「情報リテラシー」ってやつですね。
莫大な量のインターネット上の情報から信頼できてかつ自分の目的に合った情報を見つける力が大切になってくると思います。
そのためには、日頃から知らないことが出てきたときに調べようとする気持ちが大切ですね。
「探究心」をもってる人と持っていない人とでは、そもそも成長のスピードが段違いに感じます。
そして二つ目の集めた情報を組み合わせて問題を解決する能力ですが、現在の社会にある問題って、いろいろな問題が複合的に連鎖しあって起こっているものがほとんどです。
そういった問題を解決しようとするとき、単一的な情報ではやはり不完全ですよね。
そこで、大事になってくるのがこの「組み合わせる能力です」
この2つの能力を使いこなせる人間が次の世代を引っ張っていくんだろうなと僕は考えています。
そんな人材を育てようと思ったら大切になってくるのはやはり、小学校・中学校教育の段階でどれだけそういったことを教えられるのかにかかってきますね。
まあそもそも、定期テストとかの覚えてるやつが偉いみたいな旧来の学習制度をなんとかしないことには何も始まらないとは思いますが・・・