仙人のブログ

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大学入ったらアルコールOKという風潮について

どーも、仙人です。

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日本の法律によると「未成年禁酒法」によって、20歳未満の人の飲酒は禁じられています。

にも関わらず、18歳を超えたら大人だからとか、そういった適当な解釈でお酒を飲んでいる人は僕の周りにもたくさんいます。

それどころか、「大学生になったんだから、お酒を飲むのは当たり前」という空気が広がっているのに驚きました。

もっと悪いことに、未成年なのにお酒を飲むことに優越感を持ってる人すらいます。

 

 

未成年の飲酒が禁止されているのにはちゃんとした理由があります。

1.脳細胞の破壊が加速される

脳細胞は20歳を超えると少しずつ破壊されていきますが、飲酒はそのスピードを速めます。脳の神経細胞をまだ発達させることの出来る未成年のうちに、このスピードを速めることは、その後の人生に大きな影響を与えます。

 

2.アセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱い

お酒を飲んだ際に生成される有害物質である「アセトアルデヒド」を分解する酵素の働きが未成年のうちは弱いため、この有害物質が成年よりも長い時間体内に残り続けることになります。それにより内臓が悪影響をうけるのです。

また、アセトアルデヒドの分解が遅いことは「急性アルコール中毒」を引き起こす原因ともなります。

 

3.アルコール依存症になりやすい

早い時期からお酒を飲み始めることによって「アルコール依存症」になる確率は上がっていきます。

「自分は大丈夫、いざとなったらお酒を断つこともできる」と思っていても、それが出来ない状態になるというのが依存症なのです。

 

4.そもそも日本人はお酒に弱い

「お酒に弱い」というのは、根性とか経験とは関係なく、遺伝によるものです。日本人の大半は遺伝により、先ほども出てきた「アセトアルデヒド」を分解する酵素の働きが弱いのです。なので、「外国だと18歳からお酒を飲むことができるから、自分も大丈夫だろう」というのは全く通用しません。

 

こういった明確な理由があるのにも関わらず、未成年の飲酒が横行している現状についてみなさんはどう思いますか?

 

それでは、ばいばいばい。